所長挨拶
私どもの会計事務所は菅原博公認会計士事務所を前身とし、私は父より二代目として会計事務所を引き継ぎました。 父は会計事務所の他にいくつかの会社や学校を経営しており、私もそれらの手伝いを通して目標を達成する為の組織力やコミュニケーションの重要性を経験することができ、長年培った人脈の大切さを学びました。 また、私は、最初から税理士を目指した訳ではなく、大学卒業後、コンピューター販売会社に就職し、入社後半年間で約3000社の飛び込みセールスで商品を販売することの喜びと苦労を経験することができました。このような経験もあり2年後には代理店のセールスの教育担当に配属され、殆どが自分よりも年上の人達への教育に携わりました。 これらの経験を経て、税理士の資格を取ったのも40歳近くのことで、業界では決して早くはありませんが、それまでの経験が経営者の方々へのアドバイスの一助となることと思います。
経営者とは家族や従業員に相談できないことも多い非常に孤独性が高い立場にあります。会計や税務の相談も重要な案件でありますが、数字だけではない経営者の方々の話を聞くことにより、その経営者自らが会社の方向を自覚することがあります。
会社にとって最も重要な目的が利益を出し続け存続することである以上、ある時は経営者にとって耳の痛いところを指摘する場合もありますが、会社の将来と従業員の安心を考えると避けて通ることはできない道ではないでしょうか。
当会計事務所では顧客訪問時間をなによりも大切にしており、私自身も訪問時間を多くとることに努めています。会計事務所として職員には「先義後利」をモットーに先ず会計事務所としての義務を果たすことが一番であることと考えています。
全職員「顧客のために」という気持ちが人一倍強く、顧客の問題点には複数のスタッフで議論し、お互いの考え方の違いが問題解決の糸口になる場合もあります。
税務会計の相談はもとより、経営相談も長年の経験の蓄積で適格なアドバイスができると確信しています。